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【SteelSeries Arctis GameBudsレビュー】最強すぎるワイヤレスゲーミングイヤホン

様々なPC周辺機器を発売しているSteelSeriesから新たに「Arctis GameBuds」というワイヤレスゲーミングイヤホンが発売された。

結論から言うと、ワイヤレスイヤホンでゲームがしたい人は全員買いでいいです。

Arctis GameBudsを買ってから音楽を聴くのも楽しくなった。イコライザーをイジイジして自分好みの音にできるのが最高すぎる。

2.4Ghzのドングルを使えば、音ゲーもできるレベル。遅延を気にしてワイヤレスイヤホンに手が出なかった人はこのレビュー記事を見て参考にしてほしい。

SteelSeries Arctis GameBudsのスペック

ゲーマーのこだわりに応えるスペックは以下の通り。

スペック

  • ドライバー:10mmダイナミックドライバー
  • 接続方式:Bluetooth5.3、2.4Ghzドングル接続
  • 対応デバイス:PC、PlayStation、Nintendo Switch、スマホ
  • バッテリー:イヤホン本体10時間、ケース30時間 計40時間
  • 重さ:約15g(片耳)
  • 防水性能:IP55

Bluetooth5.3で様々な機器に接続が可能であり、2.4Ghzドングルでは低遅延を確立、さらに長時間使用可能なバッテリー、これだけのスペックを持ちながら、非常に軽量で長時間の使用でも苦にならない設計となっている。

バッテリーもイヤホン単体で10時間も持ってしまう。ゲーマーなら連続で何時間もゲームをしてしまうため大変ありがたい。

他のイヤホンだと、長時間装着すると耳に痛みが発生する。しかしArctis GameBudsは非常に軽く、装着感が非常に良い為、長時間着用してもストレスにならない。これだけでも買う価値はある。

SteelSeries Arctis GameBuds実機開封レビュー

内容物

箱の中身は左からイヤーチップ2種類・USBケーブル・USBTypeC→A変換機(ドングルで使用)・イヤホン本体・取説。

USB変換器がついてて、かなり親切だと思った。使うかは別として。

イヤーチップが入ってる厚紙は開けにくく、紙を破ってしまいそう。紙以外にしてほしい。

装着感

イヤーチップを一番小さいものに変更し、装着。軽く頭を振っても取れなさそう。運動で使うのは流石に難しそうな感じ。

片耳あたり15gとかなり軽量のため、長時間付けても痛みなどは発生しなかった。

両イヤホンともに物理ボタンがついている。タッチ式でないため、誤操作をすることはなさそう。

Bluetooth接続時にイヤホンを外すと、自動で再生停止となる機能がついている。これが悪さして、外していないにもかかわらず再生が止まることがあった。PCのアプリからこの設定をOFFにすることができるため、OFFにしていた方が良さそう。

この設定画面の「装着検知」「オーディオ再生を続ける」にする

音質

初期設定だとフラットな調整がされており、癖のない音質だ。アプリでイコライザーをいじることができ、ドンシャリはもちろん、ボーカル音域を強調したり、自分の好みの音域をかなり細かく調整することができる。楽しい。

ちなみに写真はPCでの設定画面。「SteeleSeriesGG」というアプリをダウンロードするといじれるようになる。

さらに特定のゲーム専用のイコライザーが作成されており、自分でイコライザーを作成することなくゲームを楽しむこともできる。全部で184個のプリセットが用意されてる。例として、「Apex Legends」や「CoD」、「Dead by daylight」など様々なゲームのイコライザーがある。ただ、完璧な調整ではないため、そこでも自分好みの音域設定をすることをお勧めする。

スマホアプリ・PCアプリの使用感

スマホアプリでもイコライザーを調整することができる。プリセットの選択はもちろん、自分好みの調整までスマホアプリで完結することができる。

PCにドングルを接続し、調整することも可能。PCでは更に細かく設定することができ、特定の周波数を尖らせることもできる。他にもゲーム時、メディア、ボイチャなどで項目されており、それぞれに好きなイコライザー設定を読み込ませることができる。めっちゃ便利。

長時間使用しての感想

控えめに言って最高に良い

主にゲーム(APEX、CoD)と音楽、動画視聴で使用を続けた。

ゲームで使った感想として、ワイヤレスイヤホンでも余裕でゲームできるじゃん、の一言。敵の足音や場所も分かるし、定位感も良い。FPS系のゲームで使えるから、他のゲームなんでも対応できると思う。

繰り返しになるが音質に関しては、イコライザーを細かく設定することで好みの音にできる。つまり何も問題はないし、単純にイコライザーをいじるのが楽しい。ゲーム用、音楽用、動画用など様々なプリセットをスマホですぐに変更できるのもかなり便利。更にBluetoothと2.4Ghzでそれぞれプリセットが分けられているので、スマホ用、PC用で設定を保存できるのも最高。

タップ3回でBluetoothと2.4GHzを瞬時に切り替えられるのも嬉しい機能。

ノイズキャンセリング(ANC)・ANC無し・外音取り込みの3種類選べる。ANC時は多少ホワイトノイズがあるが、無音の時にしか聞こえないので何も問題はない。

今の所のデメリットは耳から外すと再生が停止される機能が敏感すぎるくらい。自分はこの機能が不要だったからOFFにしている。

接続距離

2.4Ghzで接続時、距離が少し離れると接続が切れるというレビューを見た。実際に試してみたが、家の中で切れることはなかった。個体差があるのか、ファームウェアアップデートで解消されたのかは不明だが...ちなみにドングルはPCの背面に挿している。

こんな人におすすめ

  • マルチプラットフォームで使いたい人
  • 自分でイコライザーを細かく調整したい人
  • 低遅延でワイヤレスイヤホンを使いたい人
  • 長時間使用したい人

特筆すべき点はやはり2.4GHzでの超低遅延で使用できるところだ。低遅延ワイヤレスイヤホンの快適さを知ってしまったら後戻りはできない。ついでに音質も良いし。

SteelSeriesのかわいいデザインと超低遅延ワイヤレスイヤホン、買って損しない物。ぜひ試してみてほしい。

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