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【心地よい打鍵感と静音性を両立させた最強キーボード】EPOMAKER TH80 PRO V2 の魅力を徹底解説レビュー

ASUSのノートパソコンを購入し、半年が過ぎた。最近キーボードの汚れが気になるのと、ミスタイプが多いことにストレスを感じ始めてきたんだ。リビングで使うことが多いから、フラミンゴ軸のような打鍵感が気持ちよいだけでなく、静音性にも気を配れるような軸を探した。

そして全てを解決してくれるキーボード、EPOMAKER TH80 PRO V2(軸:sea salt silentスイッチ)を購入したのでレビューしていく。

前回、EPOMAKER TH80 SEのレビュー記事も書いているから参考にしてほしい。

【コトコト気持ちの良い打鍵感】EPOMAKER TH80 SEの魅力を徹底解説・レビュー

2025/7/20        2024/11/4  

今使っているキーボードがチャタリングの嵐でまともにタイピングが出来なくなった。これを機にゲーミングととブログ執筆兼用で使えるキーボードを探していた。 そこで目を付けたのがEPOMAKER。打鍵感も良く ...

AOです。ガジェット・家電のレビューを中心に執筆。X(旧Twitter)やっています。

【結論】静音性、打鍵感の両方を求めるなら買いの一択

タイピングすることが多く、リビングや会社のオフィスなど、ある程度の静音性が求められる場所なら買いで良いと思う。静音性は間違いなく高いし、かといって打鍵感は損なわれていない。つまり打鍵感も静音性も両立している最強キーボード。そして75%サイズでコンパクトな大きさのため、収納にも困らない。

俺は毎日5時起きでキーボードカタカタしているんだけど、タイピング音を気にすることもなく、ストレスフリーでブログ執筆することができてる。むしろEPOMAKER TH80 PRO V2でタイピングしたいがために起きているといっても過言ではない。

メカニカルキーボードが故、高さがある。そのためリストレストがあった方がさらに快適性は上がること間違いなし。

メリット

  • 静音性の高さ
  • タイピングし続けたくなる打鍵感の良さ
  • コンパクトサイズで収納にも困らない

デメリット

  • リストレストが欲しい

EPOMAKER TH80 PRO V2 — 主な仕様と特徴

EPOMAKER TH80 PRO V2は、コンパクトで機能性に優れた75%レイアウトのメカニカルキーボード。冒頭では触れなかったが、1.14インチのカラーディスプレイを搭載し、見た目も操作性もワンランク上。デザイン性とタイピングの快適さを両立した、まさに「使いたくなる」キーボードとなっている。

主な仕様

項目内容
レイアウト75%(79キー)
接続方法Bluetooth 5.0 / 2.4GHz / USB-C有線
対応OSWindows / Mac / タブレット / Switch / Xbox / PlayStation
バッテリー容量3000mAh(長時間駆動)
ディスプレイ1.14インチカラー液晶(カスタム画像/GIF対応)
スイッチホットスワップ対応(3ピン・5ピン両対応)※Mulan、Flamingo、Budgerigar、Wisteriaなどから選択可能
キーキャップPBT製ダブルショット(CherryまたはSAプロファイル)
マウント構造ガスケットマウント+複数層の吸音フォーム
ライティングRGBバックライト(南向きLED)
カスタマイズVIA対応(キーマップ・マクロ・RGB設定など)

カラーディスプレイで使いやすさアップ

TH80 PRO V2最大の特徴は、1.14インチのディスプレイ。バッテリー残量や接続状況、時刻の表示ができるだけでなく、自分の好きな画像やGIFアニメも設定可能。まぁ俺は時計とバッテリー残量しか表示してないが...

ちなみに日時は初期設定だと写真のようになる。公式サイトからファームウェアアップデートできるものがあるから、それを適用してやれば、現時刻に自動で合わせてくれる。

打鍵感と静音性も◎

何度も言っている通り、打鍵感と静音性が両立していて最強だ。内部構造にはガスケットマウントと複数層のフォームが採用されており、打鍵音は“トコトコ”と心地よく、底打ち音も吸収されて耳障りな金属音などが一切ない。sea salt silentスイッチのおかげでもあるが、本当に静音性には驚かされた。

スイッチ・キーキャップの交換が簡単

ホットスワップ対応なので、好みに合わせてスイッチを簡単に変更可能。静音軸、重めのタクタイル軸など、用途に応じてカスタマイズできる。また、PBT製のキーキャップは耐久性に優れ、手触りもサラサラとしていて心地よい。

VIA対応で高度なカスタマイズ

QMK/VIAに対応しており、キーマッピングやマクロの設定が直感的に行える。RGBのパターン変更やレイヤー設定も可能なので、作業効率やゲーミング用途にも対応できる。らしいんだけど、特にいじることもないから俺は使っていない。

TH80 SEとの違い

特徴TH80 SETH80 PRO V2
ディスプレイなしあり(カラー液晶)
マウント構造標準プレートガスケットマウント+吸音フォーム
バッテリー容量4000mAh3000mAh
キーキャップPBT(ダブルショット)PBT(Cherry/SAプロファイル)
ライティングRGB(標準)RGB(南向きLED)
ソフトウェア対応VIA・マクロ可VIA・スクリーン画像カスタム可

ぱっと見は右上のディスプレイの有無が大きな違いとなっている。他には右側のCTRLキーがなかったり、DELキーの位置が少し変わっている程度。

EPOMAKER TH80 PRO V2 実機レビュー

付属品・デザイン

付属品

  • 取扱説明書
  • 交換用キーキャップ
  • 交換用軸
  • キーキャップ、キースイッチプラ―
  • USB Type-C

付属品もTH80 SEと同じ。

本体カラーもTH80 SEとかなり似ている。というかほぼ一緒。右上のディスプレイをどのように使うか次第で、個性を出すのがおすすめ。俺は時計しか見ないけど。

裏面は商品シールのみ。TH80 SEは裏面に接続方法の切り替えスイッチがあったが、TH80 PRO V2は本体頭側に移動されている。

足は二段階調整が可能。

先ほども書いた通り、TH80 PRO V2の頂部に2.4HGzのドングル、接続先切り替え、USBポートがある。頻繁に切り替えることはないけど、わざわざ裏返すよりも頂部にあった方が操作性は良さそう。

交換用のsea salt silentスイッチが3つ。軸の調子が悪くなることはめったにないと思うが、万が一故障した際の安心材料。ありがたい。

交換用のキーキャップ。ビビットな黄色で差し色としていい感じ。TH80 SEと差別化するようで交換してもいいかも。

1.14インチカラー液晶(カスタム画像/GIF対応)

TH80 SEと大きく違う点が、右上のディスプレイの有無だ。初期では3ページまで登録されており、1ページ目には現在の日時およびバッテリー残量、現在の接続方法が記載されている。2枚目からは青い猫?が車を運転しているGIF、3枚目は茶虎のかわいい猫ちゃんを撫でているGIFが登録されている。

ここは自由に画像やGIFに置き換えることができるため、自分がテンションの上がる一枚を設定するのがおすすめだ。

TH80 PRO V2の打鍵感

EPOMAKERといえば、打鍵感に命を懸けてるといっても過言ではない。今回のTH80 PRO V2もとんでもなく気持ちがいい。静音軸なのに。

sea salt silentスイッチというだけあって、砂浜をイメージした軸なんだろう。押し心地もなんだか砂浜を歩いているかのいような感覚になる。つまり気持ちのいい打鍵感ということだけ分かってほしい。

TH80 SEではフラミンゴスイッチでコトコトとドングリ感を楽しめたが、今回は静音×打鍵感を追求した。本体構造の作りのクオリティが上がったこと、sea salt silentスイッチという静音スイッチのコンボでどんな状況でも使える最強キーボードだと思う。

実際に使ってみて良かった点、悪かった点

良かった点

  • 静音性の高さ
  • タイピングし続けたくなる打鍵感の良さ
  • コンパクトサイズで収納にも困らない

最初に記載したメリットと一緒にはなるが、これが原点にして頂点。静音性×打鍵感を求めるならTH80 PRO V2 × sea salt silent軸を選ぶべきである。

デメリット

  • リストレストがあった方がいい
  • ENTERキー、SHIFTキー、↑キー が近いことにより、ミスタイプがある

メカニカルキーボードすべてに言えることだが、やはりリストレストがあった方が手首の負担は軽減する。これは仕方がない。

ENTERキー周辺だけど、あえて挙げたデメリットになる。自分の指癖のせいでしかない話だし。特にSHIFTと↑キーをかなりの頻度でミスタイプしてる。慣れの問題。頑張る。

技適マークは取得済み?

公式発表で技適取得しました。的なことが書いてあるらしい。TH80シリーズは技適取得済み。ただ技適取得マークが刻印されていないと意味がないなどの意見も見た。どれが正しいのかはわからないけど、怖い人は有線で使用するべき。

最後に

何度も書いたけど、静音性×打鍵感を求めるならTH80 PRO V2 × sea salt silent軸を選ばない手はない。

打鍵感を求める奴はアホ、みたいな話も出ているみたいだけど、結局は自己満足の世界だし、自分が気持ちよくタイピングできればそれでいいと思う。自分の意見を大切に生きていこうぜ。

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