【結論】初めてのプロジェクター、買って後悔しない
ホームプロジェクターといえばルーメン数が低く、真っ暗な場所でしか活躍できないイメージしかなかった。そんな悪いイメージを払拭してくれたのが、XGIMI Haloだ。昼間でもカーテンを閉めていれば問題なく視聴できる。壁に直接映し出しても、壁の凹凸も関係なく見れる。明るいは正義。
スピーカーもしょぼいと思いきや、ハーマンカードン製スピーカー搭載、迫力のあるサウンドを楽しむことができる。
しかし、操作性が悪いなぁと感じるところもあった。個体差かもしれないが。
2023年10月に購入、1年間使用してきたのでレビューしてみる。
※今回レビューしているのはHalo+ではなく、Halo(無印)になります。公式サイトを見ても販売停止となっているため、Halo+を購入を検討されている方はお気を付けください。(Halo+はHaloの上位互換のため、参考にはなるかとは思います。)
映画、アニメはXGIMI Haloで見るようになった
XGIMI HaloはWi-Fi対応モバイルプロジェクターでAndroid TVが搭載されている。つまりWi-Fiを繋げればAmazonプライムビデオやYouTube、TVerなどXGIMI Halo単機で視聴することができる。
XGIMI Haloを買うまでは、PCかタブレットで映画・アニメを見ていたんだ。見ているときは不満はあまり感じていなかったんだけど、やっぱり大画面で映画見たいなぁと日々思っていた。ここでプロジェクターの出番。たまたまAmazonセールで安くなっていたXGIMI Haloを見つけ、気が付けばポチっていた。
昼間でも見られるスペックということでワクワクしながら実際に映し出すと、何も問題なく視聴できる。最高じゃん。
PCやタブレットでは味わえない迫力、映画館に近い感覚を家で感じられるのは最高の体験だ。今では映画・アニメを観るなら必ずXGIMI Haloを使用するようになっている。それだけの魅力があった。
XGIMI Halo とAnker NebulaCapsule3の比較
XGIMI Halo(2020年発売)とAnker NebulaCapsule3(2024年発売)と比較してみよう。おまけでXGIMI Halo+も入れておく。
XGIMI Halo | XGIMI Halo+ | Anker Nebula Capsule3 | |
---|---|---|---|
ANSIルーメン(明るさ) | 600-800ルーメン | 900ルーメン | 200ルーメン |
解像度 | FHD(1920×1080) | FHD(1920×1080) | FHD(1920×1080) |
スピーカー | Harman Kardn-5W×2個 | Harman Kardn-5W×2個 | 8W |
バッテリー駆動時間 | 約3.5時間 (省エネモードなら最大8時間) | 約2.5時間 | 約2.5時間 |
台形補正 | ±40度(垂直方向のみ) | ±40度 | 自動調整(詳細不明) |
作動音(冷却ファン) | 30dB以下 | 30dB以下 | 約28dB |
推奨投影サイズ | 40-120インチ | 60-120インチ | 40-120インチ |
光源 | LED | LED | LED |
3D映像 | 対応 | 対応 | 非対応 |
重量 | 0.9kg | 1.6kg | 0.85kg |
価格(公式サイト) | 96,800円(発売当時) | 99,880円 | 69,990円 |
各社、特徴のある製品だと分かる。その中で何を重要視するかで、どのプロジェクターを選択するかが決まってくる。私は明るさが第一だと思っているから当然XGIMI製品を選ぶ。明るさ超大事。
2020年に発売されたHaloと2024年に発売されたNebula Capsule3のスペックが大きく違わないことに驚き。Ankerもう少し頑張れ。
XGIMI Haloの外観、投影確認
正面には投影レンズとオートフォーカス用のセンサーがついている。NO MORE 映画泥棒みたいでかわいい。
上記写真はXGIMI Haloの背面だ。電源、イヤホンジャック、HDMI、USBと入力端子が豊富にある。割と何でも繋げてしまう便利な背面。おまけにBluetoothもあるので、無線イヤホンなどを接続することも可能だ。めっちゃ便利。
側面にはHarman Kardonの文字。スピーカーも売りにしているのが分かる。実際に音質も重厚感があり良き。
夕方16時ごろに撮影した写真。左がカーテン全開、右がカーテン全閉め。カーテン全開でも視聴できないことはない。カーテンのある部屋なら問題なく視聴できるだろう。
XGIMI Haloのメリット・デメリット
実際にXGIMI Haloを使用してきた中で感じたメリット・デメリットを挙げていく。
メリット
- やっぱり明るさは正義
- サウンドの迫力がある
- 0.9kgだが、家庭内での持ち運びは苦にならない
- HDMI、USB端子があるため大画面でゲームができる
- 3.5時間バッテリーが持つため、映画1本余裕で見られる
- YouTube、アマプラ、DAZNはスマホ連動ができる
ルーメン(明るさ)が高いのが最高に良い。時間を気にせず映像作品を楽しめるのは素晴らしい。switchやPS5をプレイするのにも困らない。バッテリー持ちも良いため、充電器を持ち歩かなくても大丈夫。そしてスピーカー、これがかなり良かった。映画らしいパワフルかつズシンとくる低音、声の抜け方も問題なく聞こえ、映画館にいる感覚になってしまう。リモコンを使わなくとも、スマホ連動しておけば、操作できる点も評価が高い。
デメリット
- 本体価格がお高め
- 台形補正が垂直方向のみ
- Android TVの挙動がたまにおかしい
本体価格は定価で96,800円。まぁ高い。だがテレビを買うより安い。我が家はテレビを買うか悩んだ末にXGIMI Haloを買った。私が購入したときはAmazonセールで半額の46,400円だった。我ながらいい買い物をした。
台形補正は残念ながら垂直方向のみとなっている。水平方向は手動で手直しすればよいが、手間がかかることには間違いない。残念。
初めから搭載されているAndroid TVだが、たまに挙動がおかしい。アマプラで映画などを見ている時、急にトップページに戻るときがある。作品に見入っている時にこの症状が出ると流石にため息が出る。原因も不明。本当に稀に出る症状なので今は我慢している。
こんな人におすすめ
メリットにも書いたが、明るい時間帯にも映像作品などを楽しみたい人はXGIMI Haloを検討するべきだ。何度も言うが、プロジェクターに関しては明るいのは正義。あとは大画面でゲームを楽しみたい人も検討してみてはいかがだろうか。
最後に
Amazonセールでたまに馬鹿みたいに安くなっているので、セール時に購入することをお勧めする。
より良い映画ライフを。